PEVO1号がその創始者であるエレクトロポップグループPEVOはプロミュージシャンが加入を希望するほどの品質を獲得したミュージシャンズミュージシャンとして確たる支持者を獲得して来た。それは単純なパロディーや形態模写とは異質のものであり、完璧な「概念の転写複製」として、奇っ怪な「DEVOコードの解読と意味反射」としてオリジナル曲による活動を可能にした唯一のグループである。
そのPEVO1号が身につけたセンスと構成力をして自身の歌唱を軸にした新たなプロジェクトを開始した。容赦なく地球離れした無国籍なバックトラックに、オーガニックとケミカルの隙間を縫う減ケミカル的身体感覚の歌声と言語センスは紛れもない超地球情緒的PEVO節に男声の色気さえも転写されている。これは未だ我が国が果たせていない「音楽植民地主義」からの脱出策としてその突破口を地球外情緒に求める偉業である。
平沢 進。
ご購入前に必ず「購入に関する注意」をご覧ください
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厳然
¥200
ご購入前に必ず「購入に関するご注意」をご覧ください。 PEVO1号 2023年リリースmp3 (320kbps) 「厳然」 厳然 現る我ら 浴びる閃光 以来の姿 厳選 極まる我ら 放つ眼光 途切れるまで 彼方の 堰まで
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鉤爪
¥200
ご購入前に必ず「購入に関するご注意」をご覧ください。 PEVO1号 2023年リリースmp3 (320kbps) 「鉤爪」 肩に乗せ 共に行く翼は 鉤爪でのみ 足枷は無く 飛び去る自由 とどまる自由も 時の意思のおもむくまま 跪け 眼下の土くれや 乾いた風に跡形もなく のぼれ のぼれ のぼれ のぼれ 時の意思のおもむくまま 返す笑みは ヒトの夢 耐える意味は ヒトの罠 得難き答えは 仇なす目に問え
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hypnopompia
¥200
ご購入前に必ず「購入に関するご注意」をご覧ください。 PEVO1号 2023年リリースmp3 (320kbps) 「hypnopompia」 霞む軌跡 辿る記憶と とぎれとぎれの 並ぶ数値 にじむ手がかり 消える思い出の中 思い当たる 路地に見つけた 扉叩けば 覗く右手 そっと差し出す メモは空白のまま 胸に書き換えられ 時で塗り重ねた 無垢の掟かかげ 向かう街は 目覚めの時と 向かう明日は 定めの中と